Quincy Jones / Quintessence
· 公開済み ·クインシー・ジョーンズがインパルスに残したモダン・ビッグ・バンドの秀作です。
クインシー・ジョーンズはカウント・ベイシーをはじめとして様々なバンドに編曲を提供しています。ライオネル・ハンプトン・バンドに在籍中クリフォード・ブラウンと共演しています。当時はトランペットを吹いていました。
クインシーのアルバムではABCの「This Is How I Feel About Jazz」と「Go West Man」が有名です。またクロスオーバー系のアルバム「Walking In Space」もヒットしました。映画音楽やTVのテーマなども作っています。多彩な才能の持ち主です。
彼の編曲の特徴はプレーヤーのソロを最大限に引き出すアレンジです。このアルバムでもフューチャーされたスター達が存分にソロを披露しています。これこそモダン・ジャズのビッグ・バンドでしょう。
このバンドはオールスターバンドです。フレディ・ハバード、フィル・ウッズ、サド・ジョーンズ等が参加して、ゴージャズなサウンドを聴かせてくれます。といっても彼のバンドは常にオールスターバンドと言っても過言ではありません。プレーヤーが彼のバンドでプレイスのが楽しいのでしょう。1曲あたりの時間が若干短いのがちょっと残念です。ビッグ・バンド嫌いに聴かせたいビッグ・バンド・ジャズです。
Quncy Jones(arr) Freddie Hubbard , Thad Jones , Joe Newman , Clark Terry (tp) Melba Liston , Curtis Fuller (tb) Phil Woods , Eric Dixon , Frank Wess , Jerome Richardson (reeds) Patricia Brown (p) Milt Hinton (b) Bill English (ds) and Others recorded 1961/11/29,12/18,12/22
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